2010年04月01日

東洋新薬 『フラバンジェノール®』の皮膚の光老化〔注1〕に対する作用を確認

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、『フラバンジェノール®』の皮膚の光老化に対する作用を確認いたしましたので、日本薬学会 第130年会において発表いたしました。

『フラバンジェノール®』とは、東洋新薬の独自素材で、フランス南西部ランド地方に植林された海岸松の樹皮から抽出される機能性素材です。オリゴメリック・プロアントシアニジン(OPC)を主成分としたポリフェノールを豊富に含み、抗酸化作用や血流改善作用など様々な生理活性を示すのが特徴です。

今回、東洋新薬は、『フラバンジェノール®』の皮膚の光老化に対する作用をin vivoで確認いたしましたので、日本薬学会 第130回年会〔2010年3月28日(日)~30日(火)、岡山・就実大学〕において発表いたしました。

■ 発表骨子
メラニン含有へアレスマウス〔注2〕に紫外線を20週間照射させ、光老化モデルを作製しました。並行して『フラバンジェノール®』溶液を連日2回強制経口摂取し、光老化によって生じる皮膚の諸症状に対する作用を検討しました。
その結果、『フラバンジェノール®』を摂取した場合、紫外線照射により生じる皮膚の肥厚〔注3〕を抑制し、メラニン生成を抑制することが確認されました。このことから、『フラバンジェノール®』の摂取は、皮膚の紫外線照射によって生じる光老化の諸症状に対して抑制する作用を有することが示唆されました。

〔注1〕光老化
肌の老化には2種類あり、加齢によって生じる皮膚のダメージと、紫外線の曝露によって生じる皮膚のダメージがある。前者を生理的老化、後者を光老化という。

〔注2〕メラニン含有ヘアレスマウス
メラニン顆粒細胞をもつ、毛のないマウス。紫外線を照射することにより、シワやシミを引き起こすことが知られている。

〔注3〕皮膚の肥厚
古い角質が皮膚の表面に蓄積され、皮膚の厚みが増した状態のことをいう。加齢や紫外線などの影響によってターンオーバーが乱れることが要因で起こる。

『フラバンジェノール』は、株式会社東洋新薬の登録商標です。

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