「大麦若葉末」を関与成分素材とした新ヘルスクレーム 「腸内環境改善」機能性表示食品を届出 ―従来の1/3の摂取量で新たな機能性を確認 商品展開性広がる―
株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役社長:服部利光)は、「大麦若葉由来食物繊維」を機能性関与成分とし、「腸内環境を改善する」旨の届出表示で機能性表示食品「大麦若葉の繊維青汁G」を届出し、2022年2月22日付で公開されました。
当社は「大麦若葉由来食物繊維」を機能性関与成分とする「大麦若葉の繊維青汁G」を消費者庁へ届出し、2022年2月22日付で機能性表示食品として公開されました。(届出番号:G1011)
当社は「便通を改善する機能が報告されている」旨の届出表示で「大麦若葉由来食物繊維」を機能性関与成分とする初の機能性表示食品を届出した実績があります(2020年3月5日付の公開)。このたび、新たなヒト試験データを基にSR(システマティックレビュー)を作成し、「腸内環境を改善する(善玉菌である酪酸菌〔注1〕 ・乳酸菌を増やす)」旨の表示で届出をしました。
大麦若葉末の新たな機能性表示となる他、有効性が確認された摂取量が従来の3分の1という低用量(大麦若葉由来食物繊維として0.7g/日)となるため、スティック分包の青汁など従来よりも幅広い形態の機能性表示食品の設計が可能になります。また、SRを活用することで、青汁以外にもグリーンスムージーや清涼飲料水などの飲料、パンや焼き菓子、うどんなどさまざまな食品に配合し、日々の食生活により取り入れやすくした機能性表示食品の開発が可能です。
■ 届出内容
【商品名】大麦若葉の繊維青汁G
【届出番号】G1011
【1日摂取目安量あたりの機能性関与成分含有量】
[機能性関与成分名]大麦若葉由来食物繊維
[含有量]0.7g/日
【届出表示】
本品には、大麦若葉由来食物繊維が含まれます。大麦若葉由来食物繊維には、腸内環境を改善する(善玉菌である酪酸菌・乳酸菌を増やす)機能が報告されています。おなかの調子が気になる方に適した食品です。
■ 大麦若葉由来食物繊維とは
大麦若葉由来食物繊維は、イネ科オオムギの出穂前の茎葉部を乾燥、微粉砕加工した大麦若葉末に含まれる成分です。2010年には、大麦若葉由来食物繊維を関与成分とした便通改善作用を許可表示とする特定保健用食品の許可も取得しております。
当社は大麦若葉末の機能性について研究を重ねており、これまでに整腸作用をはじめ、食後血糖値上昇抑制作用、カルシウム吸収促進作用などを確認しております。
今後も素材の新たな可能性を見出し、健康食品・化粧品のODEM(ODM&OEM)メーカーとして、付加価値の高い商品を提供していくことにより、一人でも多くの方の「健康」と「美」に貢献してまいります。
〔注1〕酪酸菌
酪酸菌は酪酸を産生する善玉菌です。酪酸菌の産生する酪酸は、大腸の細胞のエネルギー源となることや免疫を調整する機能などが知られています。ヒト試験において、酪酸菌の中でもFaecalibactelium属とRoseburia属の増加が確認されました。