2025年03月17日

主要素材のシステマティック・レビュー 「PRISMA声明(2020年)」への準備整う

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役社長:服部利光)は、当社独自に実施した主要な機能性関与成分のシステマティック・レビュー(SR)について、「PRISMA声明(2020年)」に準拠した機能性表示食品の変更届を行い、公開されました。

当社は、機能性表示食品の届出において必要な科学的根拠であるSRに関して、独自に実施したSRを多数保有しております。これらのうち2024年12月17日以前に機能性表示食品の届出に使用していたSRについて、制度で求められる要件である国際指針「PRISMA声明(2020年)(以下、PRISMA2020)」に準拠したSRへの変更届を進めておりましたが、このほど届出が完了し、公開されました。

2025年4月1日以降の機能性表示食品の新規の届出に用いるSRは、PRISMA2020に準拠することが必須とされていますが、当社独自素材のうち、9素材・20訴求のSRにて その準備が完了しました(詳細は下記の表をご参照ください)。

■ 表:PRISMA2020に準拠した独自素材の届出一覧

               
素材名 訴求 届出番号 商品名
葛の花エキスTM 体重・お腹の脂肪・ウエスト周囲径低減 E131 葛の花タブレットブラック
体重・お腹の脂肪・ウエスト周囲径低減
+脂肪分解・燃焼の亢進
+エネルギー消費の亢進
I936 葛の花タブレットTR(ティーアール)
ターミナリアベリリカTM 食後の中性脂肪上昇抑制
+食後の血糖上昇抑制
+お腹の脂肪・BMI低減
D651 ターミナリアベリリカタブレットTR(ティーアール)
食後の尿酸値上昇抑制 H933 ターミナリアベリリカタブレットU
フラバンジェノール®LDLコレステロール・総コレステロール低減
+血管のしなやかさの維持
G1244フラバンサプリメントK
肌弾力の維持 I1037 フラバンタブレットC2E2(シーツ―イーツー)
大麦若葉末 整腸(便通)改善 E686 大麦若葉の繊維青汁T
腸内環境改善 G1011 大麦若葉の繊維青汁G
肌の潤いの維持 G1373 大麦若葉の繊維青汁S
インドマンゴスチンエキス末 肝機能酵素値の低下 I909 インドマンゴスチンタブレットL
一時的な活気・活力の低下軽減 I1376 インドマンゴスチンタブレットV
一時的な疲労感・起床時の疲労感緩和 I1386 インドマンゴスチンタブレットF
バナスリン® 歩行能力向上、肩・腰の負担軽減 H1225 バナバタブレットL
空腹時血糖値上昇抑制 I324 バナバタブレットG
ラフマエキス 精神的ストレスや日中眠気の緩和 H866 ラフマタブレットT
黒ショウガエキス末 一時的な疲労感軽減 J262 テトラメチルルテオリンタブレットTF2(ティーエフツー)
コラーゲンペプチド 膝の曲げ伸ばし時の違和感の軽減 I964 コラーゲンパウダーS
歩行時の膝の違和感の軽減 I973 コラーゲンパウダーP
歩行時、階段昇降時の膝関節の悩みの改善 I1182 コラーゲンパウダーT
一時的な腰の不快感の軽減 I1270 コラーゲンパウダーB

■ 「PRISMA声明(2020年)」とは
Preferred Reporting Items for Systematic Reviews and Meta-analyses Statementを略して「PRISMA声明」と呼びます。システマティック・レビュー(SR)およびメタアナリシスの国際指針といえるもので、2009年に初版が公表され、2021年に最新の「PRISMA声明(2020年)」が発表されました。 これまでも、機能性表示食品の科学的根拠としてSRを用いる場合は2009年のPRISMA声明への準拠が求められていましたが、2023年の機能性表示食品のガイドライン改正において、2025年4月以降に新規の届出をする場合はPRISMA声明(2020年)への準拠が必須になることが示されています。


東洋新薬は、今後も素材の新たな可能性を見出し、健康食品・化粧品のODEM(ODM&OEM)メーカーとして、付加価値の高い商品を提供していくことにより、一人でも多くの方の「健康」と「美」に貢献してまいります。

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