研究開発体制
東洋新薬は創立以来、研究開発型企業として高い専門性を備えた人材と設備を揃え、新規素材の探索および開発、機能性素材の有効性・安全性の検証を通じた作用機序の解明などを進めてきました。その取組みは、自社内に留まらず、国内外の大学等の研究機関とのネットワークを駆使し、スピード感を持ったものとなっています。人々の健康と美に本当に役に立つ、素材と商品を一日でも早く創り出すために、今この瞬間も研究員が各々の専門分野を持ち寄り、日々新たな可能性を追い求めています。
1.素材開発
変化の激しい市場では、健康食品・化粧品の差別化を図るため、常に新しい機能性素材を求めています。この市場のニーズに対して当社では、国内外で幅広く素材探索を行うとともに、大学等の研究機関や企業と連携し、機能性素材の開発に力を注いでいます。そうして蓄積された機能性素材が消費者のニーズを捉えた商品開発へとつながっています。
2.機能開発
機能性素材の開発には、エビデンスの取得や安全性の確認など様々なプロセスが必要です。当社は、これまで培ってきた研究開発力を生かし、素材にどのような機能性やポテンシャルがあるのかを日々探索し続けています。それは単なる基礎研究の分野に留まらず、機能性素材のポテンシャルを消費者に伝えるために、あらゆる角度からアプローチしています。
3.商品開発
東洋新薬の研究開発部門は、東洋新薬の基盤であり、原動力でもあります。研究スタッフは基礎研究はもちろんのこと、研究室内にずらりと並んだ様々な製造ラボ機を駆使し製品の開発にも注力しています。日々培われる基礎技術と蓄積されるデータを単に学術的知見にとどめず、その全てを人々の健康に役立つ商品に反映させていきます。それは、自然からの恩恵と自然に学んだ技術とを融合させるという最も難解なテーマであり、最も研究者の情熱が発揮され未知の可能性が生まれる局面なのです。
4.産学官プロジェクト
東洋新薬は、高い研究開発力・知識を持つ大学等の研究機関や地域公的機関との様々な産学官連携事業に携わっています。例えば九州地域バイオクラスター推進協議会での活動の一環として、トゥールーズ理工科学院との「フラバンジェノール®」の共同研究等があります。
5.学術発表
研究開発と幅広い交流によって生まれた新たな技術の芽や成果は、学会発表や論文発表を通じて積極的に社会へ発信しています。学術的な働きかけがさらなる発見を生み、次世代の新商品開発に結び付く大きなきっかけになると信じています。
6.知的財産管理
研究開発型の当社にとって、研究成果や技術を守るための知的財産の管理は必要不可欠です。そのため、知的財産管理に精通した専門部署を設置し、素材・処方技術の特許取得やネーミングの商標登録などを推進することによって、商品の製造をお任せいただいているお客様や当社の権利を守る対策を講じています。また、青汁や機能性表示食品などに関する権利も取得していますので、知的財産権で保護されたオリジナル商品のご提案も可能です。
<所有機器例>
HPLC
LC/MS
ガスクロマトグラフ
GC/MS
原子吸光分析装置
ケルダール分析装置
リアルタイムPCR装置
マイクロプレートリーダー
凍結切片作製装置
倒立型培養顕微鏡
経皮吸収測定装置
CT装置
レーザードップラー
AGEsセンサ(最終糖化産物測定機)
皮膚画像解析装置
皮膚角層水分量測定装置
皮膚粘弾性測定装置
超高圧処理装置
スプレードライヤー
摩擦堅牢試験機
粉体特性評価装置
粘度計
ディスパーミキサー
ホモミキサー
インキュベーター
ウォーターバス
スリーワンモーター
レオメーター
SPFアナライザー
マイクロスコープ
グロッシーメーター