商品開発
紙の上の新商品に、カタチといのちを与える。
営業と工場の中間に立ち、製造に関する一切のマネジメントを担うセクション。
「ものづくり」の中心となるこの部署では味のプロ、設計のプロが知恵をしぼって日々新しい商品を生み出しています。
処方開発
新規商品の処方(レシピ)を考え、試作を行い、お客様に提案するのが主な業務です。
試作に用いる原料はなんと1000種類以上。これらの原料を剤形(顆粒、タブレット、カプセル、ドリンク等)、味、有効性、特許などを考えながら組み合わせ、ひとつの商品を形にします。そのため、幅広い知識と「これを入れるとこんな味になる」という勘が必要です。日々たくさんの試作を行って勘を養っています。ときには100を超える日の目を見ない膨大な数の試作品の末に、商品化が決まります。手間を掛けやっと決まった商品が市場に出るときには、それまでの苦労を上回る充実感を得ることができます。
パッケージ設計
商品パッケージの仕様を設計しています。パッケージには、分包、化粧箱、シール、ダンボールなど様々な形態がありますが、商品コンセプト、販売方法、価格帯、工場での機械・作業適性等を総合的に判断し、最も適した仕様を決定しなければなりません。このバランスを見極めることこそがプロの仕事。そのために担当者一人一人が日々アンテナをめぐらせ、より質の高いパッケージが設計出来るよう努力を続けています。
製造方法検討
工場における製造では試作段階と比べてスケールが大幅にアップするため、それぞれの粘度や物性に応じて、攪拌・冷却スピード、事前混合の手順等、様々な製造条件を再検討する必要があります。品質第一を守りながら、効率化を図る、技術者としての腕の見せ所です。